【センバツ】健大高崎・下重賢慎“ノーノー”から一転...6回に3失点 ダルビッシュ以来の快挙ならず
2025年3月23日(日)15時55分 スポーツニッポン
◇第97回選抜高校野球大会第6日 2回戦 健大高崎−敦賀気比(2025年3月23日 甲子園)
センバツ史上4校目を狙う健大高崎(群馬)の先発・下重賢慎(3年)が5回までノーヒットの快投を見せた。
初回、味方打線に4点の援護を受けると、1回戦で15得点を挙げた敦賀気比打線のスコアボードに「0」を並べた。
ところが、6回は2つの四球と味方の失策で、ノーヒットながら無死満塁のピンチを背負うと3番・小西の中犠飛で1点。続く4番・小林にこの日許した初安打となる2点二塁打を浴びた。
最速158キロ右腕の石垣元気が注目されるが、背番号10を背負う下重も秋は群馬、関東大会を通じて5試合30回1/3を投げ(4先発)、1失点と安定していた。
石垣が見守る中、マウンドを守る下重だが、2004年のダルビッシュ有(東北)以来となる無安打無得点試合はならなかった。