【センバツ】健大高崎 エース石垣「自分のせい」4回2/3で8三振を奪うも流れ変えられず...
2025年3月29日(土)5時0分 スポーツニッポン
◇第97回選抜高校野球大会第10日 準決勝 健大高崎1—5横浜(2025年3月28日 甲子園)
史上4校目の選抜連覇は夢と消えた。健大高崎は0—2の4回途中から救援した最速158キロのエース右腕・石垣が4回2/3で8三振を奪ったものの6安打3失点。試合の流れを変えられず「悔しい。負けたのは自分のせい」と責任を背負った。
聖地に鮮烈な印象は残した。花巻東(岩手)との準々決勝では選抜史上最速の155キロをマーク。今秋ドラフト1位候補は「今日の負けをしっかりと夏の大会に生かしたい」とレベルアップを誓う。
先発の最速145キロ左腕・下重賢慎(3年)は3回1/3を6安打2失点で降板したが、こちらも聖地で貴重な経験を積んだ。左肘手術明けの左腕・佐藤龍月(りゅうが=3年)は夏に投手復帰を予定する。青柳博文監督は「投手陣が頼もしくなってくる」と期待した。(柳内 遼平)