なんだこれは…? オリオールズ菅野智之に“打者ドン引き”「ありゃ打てん」 相手主砲を翻弄… 球速以上に速い速球で“空振り三振”
2025年4月7日(月)11時50分 ABEMA TIMES

【MLB】ロイヤルズ1−8オリオールズ(4月5日・日本時間4月6日)
4月5日(日本時間4月6日)に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ対ボルティモア・オリオールズの一戦で、オリオールズ・菅野智之が相手チームの主砲を三振に仕留めた場面が話題となっている。
6-1、オリオールズ5点のリードで迎えたこの試合の6回裏・ロイヤルズの攻撃、無死一塁の場面で打席に立った4番サルバドール・ペレスに対して菅野は、徹底して、前の打席で三振を奪った外のスイーパーを投じて追い込むこととなったが、カウント2-2から投じた勝負の6球目は、釣り気味に外へと大きく外す形で投じた速球。球速にして約147km/hと、MLBの投手としては「速い」といえるボールではなかったものの、それまで5球続けていた130km/h台のスイーパーが活きる形となったのか、ペレスはフルスイングで打ちにいき、豪快な空振り三振に。球速から打てると思って振ったのか、理解ができない様子でベンチへと下がっていった。そのため、ネット上では「これはエース」「連続スイーパーからの速球w」「翻弄しすぎw」「ありゃ打てん」「監督もコーチも菅野を絶賛してた」「気持ちの入った速球は強い」といった様々な反響が巻き起こることとなった。
今季MLB1年目の菅野といえば、早い段階で首脳陣から速球の“質の良さ”を絶賛されていたが、それをなぞるように、実戦では速球を軸に、多彩な変化球と優れた制球力で相手打者を翻弄することに。“巨人の菅野”ではない“オリオールズの菅野”の見せる老練の投球に、引き続き注目したいところだ。なお、試合の方は8-1でオリオールズが快勝。菅野は嬉しいMLB初白星を挙げている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)