SBK:開幕2戦の結果に基づきドゥカティとBMWに燃料流量制限。第3戦オランダから適応

2025年4月12日(土)6時43分 AUTOSPORT web


 4月10日、スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)の第1戦と第2戦の結果に基づき、ドゥカティとBMWのマシンは燃料流量の制限を受けることが発表された。4月11〜13日に行われる第3戦オランダから適応される。



 WorldSBKは戦闘力を近くする目的で、2018年からエンジン回転数の上限(レブリミット)により各メーカー間の性能調整が行われてきた。今年はそのルールが変わり、燃料流量制限が導入されている。


 まず、全メーカーが燃料流量47kg/hでスタートしたが、2大会ごとにコンセッションチェックポイントとしてパフォーマンスが評価される。コンセッションポイントやラップタイムでパフォーマンスの評価が判断され、今回はドゥカティとBMWがその対象となり、0.5kg/hの削減が決定した。第3戦オランダ以降はドゥカティとBMWは燃料流量46.5kg/hで戦うことになる。


 第1戦オーストラリアではニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が3レースともに優勝、第2戦ポルトガルではトプラク・ラズガットリオグル(BMW)が3レースともに制しており、現在この2メーカーが強力なことは明らかだ。


 今後は他のメーカーもトップ争いに加わるかもしれないが、第3戦オランダの初日はドゥカティがトップタイムだった。



WorldSBKで使用される燃料流量計ポンプ

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