花園大155キロ右腕・藤原 春初戦から奪三振の山 23アウト中15K、黒星発進も意地の141球

2025年4月12日(土)17時53分 スポーツニッポン

 ◇京滋大学野球春季リーグ第2節1回戦 花園大1—4明治国際医療大(2025年4月12日 あやべ球場)

 花園大は、明治国際医療大に1—4で敗れて今春初戦を落とした。

 最速155キロを誇るプロ注目の藤原聡大(4年)は141球を投じ、7回2/3、5安打3失点と意地を見せた。

 「軸足の粘りを意識し、立ち上がりはいい感覚で投げられました。ただ守備のミスが出たあとに、冷静に気持ちを整理できていれば…。エースという立場を任せてもらっている以上、絶対に勝たないといけない試合だった。チームを勝たせられなかったことが悔しいです」

 23個のアウトのうち奪三振が15個。最速148キロを計測した直球とスライダーを中心に組み立てながら、脅威の奪三振率を見せた。

 しかし、6回1死三塁で左翼手が飛球を処理できずに先制点を献上(記録は安打)。0—1の8回には、3安打2失点を許して降板した。

 「冬にこだわって磨いたスライダーが秋に比べて良くなった。その中でいい直球を投げられたからこそ、スライダーとのコンビネーションが生きたかなと思います。まだまだここからですし、チームが勝てればそれでいいです」と巻き返しを誓った。

 ◇藤原 聡大(ふじわら・そうた)2003年(平15)11月20日、三重県伊賀市出身の21歳。小1から阿山ブルーファイヤーズで野球を初めて投手と遊撃手。中学では甲賀リトルシニアに所属。水口(滋賀)では1年秋に背番号6でベンチ入りし、2年秋から背番号1。花園大では1年春からリーグ戦に登板し、2年春に全日本大学野球選手権に出場。50メートル走6秒1、遠投115メートル。1メートル77、76キロ。右投げ右打ち。

スポーツニッポン

「花園」をもっと詳しく

「花園」のニュース

「花園」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ