【広島】床田寛樹が227日ぶりの今季1勝 G戦1―0完封は家族ぐるみの仲の右腕以来

2025年4月13日(日)5時0分 スポーツ報知

完封勝ちし喜ぶ床田寛樹(左)と石原貴規(右)(カメラ・今成 良輔)

◆JERAセ・リーグ 広島1—0巨人(12日・マツダ)

 広島・床田が、6イニングで得点圏のピンチをしのいでスクイズで奪った1点を守り抜いた。9回2死一、二塁から最後は遊撃・矢野がライナーを好捕。「抜けたと思った。あの瞬間、ホッとしました」。2年ぶりの完封で昨年8月28日の中日戦(バンテリンD)から8戦、227日ぶりの今季1勝を手にした。

 昨季はチーム最多タイの11勝も完投なし。昨季ノーノー達成の先輩・大瀬良から「あれ? 完投、完封した?」と愛のあるいじりを受けていた。「すごい気にしていた。バレてたんや…と。悔しかった」と今季は一番乗り。カープ投手の巨人戦の1—0完封は23年までチームメートで家族ぐるみの仲の薮田(現オイシックス)が17年に菅野に投げ勝って以来だ。

 今季2度目の3連勝でマツダ6連勝に導いた左腕に、新井監督は「床田サマサマ」と繰り返した。セ独占の貯金2で昨年9月4日以来の単独首位。指揮官は「まだ何試合や!」と笑い飛ばしたが「明日(13日)で(対戦が)ひと回り。選手は『いけるぞ!』と思ってくれていると思う」と、さらに乗っていく。(畑中 祐司)

スポーツ報知

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