エムバペ“危険すぎるタックル”で一発退場 レアル移籍後初 コーチ「明らかにレッド」
2025年4月14日(月)8時4分 スポーツニッポン
◇スペイン1部第31節 アラベス0—1レアル・マドリード(2025年4月13日 ビトリアガステイス)
RマドリードのFWキリアン・エムバペ(26)が13日(日本時間14日)、敵地で行われたアラベス戦で一発退場処分を受けた。
MFカマビンガのゴールで先制した直後の前半38分、カウンターからパスを出そうとしたアラベスMFブランコを止めようとしたエムバペは横から襲いかかり、右足で相手ふくらはぎを思い切り踏みつける形となった。ブランコは転倒し、主審はエムバペに即イエローカードを提示したが、オンフィールドレビューで判定をレッドカードに変更した。
エムバペが一発退場となったのはパリ・サンジェルマン(フランス)に所属していた19年以来で、今季のRマドリード移籍後は初めて。20日のビルバオ戦は出場停止となるが、処分が複数試合に及ぶ可能性もある。
Rマドリードはこの日、カルロ・アンチェロッティ監督が今季5枚目のイエローカードで出場停止だった。代わりに指揮を執った息子のダビデ・アンチェロッティ・コーチは「キリアン(エムバペ)は決して暴力的な人間ではない。謝罪し、自分の過ちを分かっている。明らかにレッドカードで、その代償を支払った」とコメント。「正当化するつもりはないが、彼に対する数々の細かいファウルがこのような事態を引き起こした原因と思う」と付け加えた。Rマドリードは16日にアーセナル(イングランド)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦を控えている。