鹿島サポに知念慶が激昂！神戸戦大敗後に暴言浴びたか

　鹿島アントラーズは今月15日、県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第8節のヴィッセル神戸戦で1-5と大敗。試合後、岩政大樹監督や選手たちがホームゴール裏のサポーターと意見交換を行っているが、一部サポーターに対するFW知念慶の激怒シーンが議論の対象となっている。

　知念は神戸戦でFW鈴木優磨らとともに先発出場。しかし鹿島は24分、元日本代表FW大迫勇也に先制ゴールを奪われると、前半アディショナルタイムや後半キックオフ直後にも失点。61分に鈴木のゴールで1点を返したものの終盤に再びゴールネットを揺らされ完敗。クラブアドバイザーのジーコ氏が見守る中で、早くもリーグ戦5敗目を喫した。

　シーズン序盤ながらも15位に沈むという異常事態に、サポーターの怒りは最高潮に。選手たちは試合後、ホームゴール裏のサポーターに対して次節以降も引き続き後押しするよう懇願。中心選手の鈴木が「勝てないのは俺らのせい。でも、俺らを後押ししてくれよ」、「俺らも100％やってる。結果が出てないのは俺らが全部悪い。でも、まだ巻き返せるチャンスは俺らにはある」と説得するシーンは、DAZNの中継映像で捉えられている。

　そんな中、一部サポーターからの声に知念が激昂。サポーターに詰め寄ろうとしたところ、スタッフが間に割って入り同選手をなだめている。またこのシーンがツイッター上で拡散されると、「知念は一部サポーターから『川崎フロンターレに帰れ！』と言われた」という噂が駆け巡っている。

　これには「鹿島の貴重な戦力なのに、罵声浴びせるのはない」、「知念だって覚悟決めて鹿島へ移籍したのに、移籍先でそんなこと言われたら怒るに決まっている」、「知念に暴言吐いた奴を許さない！」、「一生懸命に戦っている選手たちにそういうことを言うのは、失礼極まりない」と、心無い言葉を発した人物に対する批判が殺到。

　「知念慶は鹿島に必要！」、「鹿島の得点源だし、これからも応援する！」、「チーム状況厳しいけど信じているぞ」と、同選手に対する激励のメッセージも数多く寄せられている。

　知念は2017年に川崎へ加入したものの、FW小林悠やFWレアンドロ・ダミアンとのポジション争いもあり出場機会が限定。昨年11月に鹿島へ完全移籍すると、今季はここまでリーグ戦全試合で先発出場し3ゴールをあげている。