アトレティコ、先制弾献上も最下位バジャドリードに逆転勝利! アルバレスのPK2本など4ゴール奪取

2025年4月15日(火)6時0分 サッカーキング

アトレティコ・マドリードがバジャドリードを撃破 [写真]=Getty Images

 ラ・リーガ第31節が14日に行われ、アトレティコ・マドリードとバジャドリードが対戦した。

 ここまで30試合を消化したリーグ戦で17勝9分4敗を記録し、勝ち点「60」の3位につけるアトレティコ・マドリード。前節にラ・リーガ4試合ぶりの勝利を挙げた同クラブだが、先に今節を消化した首位バルセロナとは10ポイント差をつけられており、逆転優勝に向けては勝利が必須となっている。対する最下位バジャドリードは残留圏内まで14ポイント差。同じく白星が必須のなかで敵地『エスタディオ・メトロポリターノ』に乗り込んだ。

 試合はアウェイのバジャドリードが21分にスコアを動かす。左サイドでコーナーキックを獲得すると、ダルウィン・マチスが入れたボールがクレマン・ラングレの手に直撃。オンフィールドレビューの結果、バジャドリードにPKが与えられ、ママドゥ・シラがキックを沈めて先制点をマークした。

 一方のアトレティコ・マドリードも、23分に細かくパスを繋ぎながら相手ボックス内へと侵入。ボールを受けたジュリアーノ・シメオネがハビ・サンチェスに足を踏まれる形で倒され、VARの介入によりオンフィールドレビューが実施される。主審はファウルと判断し、ホームチームがPKを奪取。フリアン・アルバレスがゴール正面に蹴り込んで決め切り、25分にゲームは振り出しへ戻された。

 さらに同点弾から2分後、アトレティコ・マドリードがスコアをひっくり返す。自陣左サイドでのスローインからプレーが再開され、バジャドリードがミドルブロックを敷いたことでスムーズに右サイドへと展開。ハーフライン付近でボールを持ったパブロ・バリオスが浮き球のスルーパスを出すと、裏に抜け出したG・シメオネがペナルティエリア内でエンヒキを突破する。巧みなファーストタッチでカットインしながら左足でネットに突き刺し、アトレティコ・マドリードが逆転した。

 先制しながら先行を許したバジャドリードだったが、55分にチュキがボックス正面でラングレと接触。主審はラングレにイエローカードを提示しつつバジャドリードにフリーキックを与え、キッカーを務めたハビ・サンチェスが直接右足でゴールを狙う。ボールは壁に当たりながら枠内に吸い込まれ、GKヤン・オブラクの逆を突く形でネットを揺らした。

 それでも71分に再びアルバレスがPKを沈めて、アトレティコ・マドリードがまたも勝ち越し。79分にはGKが弾いたセカンドボールを途中投入のアレクサンダー・セルロートが押し込み、リードを2点に広げる。結局、そのまま試合は4−2で終了。アトレティコ・マドリードがリーグ戦連勝を飾った。次節、アトレティコ・マドリードは19日にアウェイでラス・パルマスと対戦。バジャドリードはその翌日にホームでオサスナと対戦する。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 4−2 バジャドリード

【得点者】
0−1 21分 ママドゥ・シラ(PK/バジャドリード)
1−1 25分 フリアン・アルバレス(PK/アトレティコ・マドリード)
2−1 27分 ジュリアーノ・シメオネ(アトレティコ・マドリード)
2−2 56分 ハビ・サンチェス(バジャドリード)
3−2 71分 フリアン・アルバレス(PK/アトレティコ・マドリード)
4−2 79分 アレクサンダー・セルロート(アトレティコ・マドリード)

サッカーキング

「アトレティコ」をもっと詳しく

「アトレティコ」のニュース

「アトレティコ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ