和田一浩氏 “圧”で10キロ痩せた西武1年目の春季キャンプ「ブルペン行きたくなかった...」
2025年4月16日(水)16時13分 スポーツニッポン
西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が、西武時代の後輩である和田一浩氏(52)を招いて自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。和田氏が10キロ痩せた西武1年目の高知での春季キャンプを振り返った。
東北福祉大を経て神戸製鋼から1996年ドラフト6位で西武入団。1年目の春季キャンプでプロの“洗礼”を浴びた。
和田氏は「今のキャンプと僕が入ったときの雰囲気はまったく違った」と振り返った。
投内連係もピリピリ。サインの出し方ひとつで「見えねえ。何出してんだ!」と怒鳴られる。「冗談は通じない。凄い緊張感」と、先輩からの“圧”でまいってしまったという。
ブルペンはさらに過酷だった。
最初に受けたのはチーム最年長の鹿取義隆氏。緊張から力んでしまい、2球続けてミットを「ボスっ」と鳴らしてしまった。
和田氏は「やばい」と思った通り、温厚な鹿取氏から2球で「代われ!」と通告された。
これを聞いた伊東氏。「俺は1球だった」と高卒1年目の春季キャンプで大ベテランの古沢憲司氏から1球で交代させられた思い出を明かした。
和田氏はすっかり怖くなり、「キツい練習の方がいい。ブルペン行きたくなかった…」と振り返った。
1カ月の春季キャンプで10キロ痩せたという。
「高知に着ていったスーツが帰りはガバガバだった」と苦笑いした。