【NBA】バトラー38得点&カリー37得点!ウォリアーズがグリズリーズとの大激闘制して2年ぶりPOへ
2025年4月16日(水)14時5分 スポーツニッポン
◇NBA プレーイン・トーナメント(2025年4月15日)
NBAは15日(日本時間16日)、プレーオフ(PO)進出を懸けたプレーイン・トーナメントが開幕。西カンファレンスでは、7位ウォリアーズが大激闘の末に、8位グリズリーズを121—116で下して、2年ぶりのプレーオフ進出を決めた。東カンファレンスではマジックがホークスを破ってPO進出を確定させた。
勝てばPO進出が決まる大一番で“プレーオフ・ジミー”ことジミー・バトラーとステフィン・カリーが大爆発した。
西カンファレンスは7位ウォリアーズと8位グリズリーズが対戦。ウォリアーズは第1Q開始早々2—11と苦しい立ち上がりとなったが、その後26—7のランを決めて逆転に成功。第2Qには最大20点リードまで突き放した。今季途中からトレードで加入したバトラーが前半21得点の大暴れで67—55とウォリアーズがリードして折り返した。
後半に入ると一進一退の激闘に。第4Qには逆転を許す場面もあったが、残り1分50秒からカリーが連続3Pシュートを沈めて大接戦を制し、ウォリアーズがPO進出を決めた。バトラーが前半の勢いのままチーム最多38得点、カリーも37得点とチームを勝利に導いた。2年ぶりにPO進出を決めたウォリアーズはPO1回戦で西2位ロケッツと対戦する。
チーム最多得点のバトラーは「ファイトを続けてギブアップをしなかったことが大事だった。このチームは、コート内外で本当の仲間としてやれている。(カリーについて)バッドマンだよ。全てを決める選手と一緒にプレーできてうれしい。プレーオフに向けて頑張らないといけない」と勝利をかみしめた。
敗れたグリズリーズは西9位キングスと西10位マーベリックスの勝者チームとプレーオフ残り1枠を懸けて18日(同19日)に対戦する。
東カンファレンスのプレーイン・トーナメントではマジック(東7位)とホークス(東8位)が対戦した。マジックが第1Qから18ー4のランで一気に突き放すなど、前半からリードして有利に試合を進めた。第3Qに一時5点差まで詰め寄られた。しかし途中出場のコール・アンソニーがチーム最多26得点、アンソニー・ブラックが16得点と躍動した。第4Qにはホークスのエースであるトレイ・ヤングが審判に不満をぶつけて、2連続テクニカルファールで退場。マジックは主力のパオロ・バンケロが17得点、ウェンデル・カーター・Jr.が19得点などの活躍もあり、120ー95で勝利して東の第7シードを勝ち取った。
マジックはプレーオフ1回戦で、昨季王者で東2位のセルティックスと対戦する。敗れたホークスはプレーオフ進出を懸けて東9位ブルズと東10位ヒートの勝者チームと18日(同19日)に対戦する。