【欧州CL】バルセロナ25年公式戦初黒星も4強進出 ドルトムントに初黒星のフリック監督「おめでとう」
2025年4月16日(水)8時13分 スポーツニッポン
◇欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦 ドルトムント(ドイツ)3—1(2戦合計3—5)バルセロナ(スペイン)(2025年4月15日 ドイツ・ドルトムント)
バルセロナは昨季準優勝のドルトムントに敵地で1—3と敗れたものの、2戦合計5—3で6季ぶりの準決勝進出を決めた。準決勝(第1戦4月29or30日、第2戦5月6or7日)ではインテル・ミラノ(イタリア)—バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の勝者と対戦する。
バルセロナは国内リーグとカップ戦も通じ、25年の公式戦で初黒星。それでも第1戦4—0の“貯金”で逃げ切った。Bミュンヘン監督時代を通じてドルトムントには7戦全勝だったフリック監督は「このスタジアムはよく知っているので、こういうことが起きる予感がしていた」と中継局のインタビューに答え、「今日はドルトムントにおめでとうと言いたい。素晴らしいプレーを見せてくれた。そしてチームのみんなもおめでとう。準決勝だ。本当にうれしい」と余裕の口ぶりだった。
ドルトムントが前半11分、FWギラシのPKで先制。バルセロナも同40分、MFデヨングが相手守備ライン裏へ絶妙の左クロスを送ったが、GKと1対1のDFクンデがトラップをミス。同点のチャンスを失うと、後半4分にギラシに2点目を奪われ、オウンゴールにより1—2で迎えた同31分にギラシにハットトリックを決められた。
ギラシは今季CL通算13得点とし、12得点のラフィーニャ(バルセロナ)を抜してランキング首位に。ドルトムントのMFグロスは「我々はもっとうまく、勇敢にプレーし、ピット上でお互いをサポートしたかった。今日はそれができて全く違う試合になったが、第1戦でできなかったのは残念だ」と悔やんだ。