トッテナムDFファン・デ・フェン「監督のために勝ちたい」 解任が噂される指揮官への思いを語る
2025年4月17日(木)22時12分 サッカーキング
指揮官への信頼を語るDFミッキー・ファン・デ・フェン
横浜F・マリノスやセルティックの監督を務めたのち、2023年7月からトッテナムを率いているアンジェ・ポステコグルー監督だが、今季は第32節消化時点でプレミアリーグで15位に位置し、一部のファンからは、ELの結果次第で同監督を解任すべきという意見も噴出している。
フランクフルトとのEL準々決勝セカンド(2nd)レグに向けた前日会見に臨んだファン・デ・フェンは、「僕たちはみんな、監督とそのプレースタイルを信頼している。だから明日の試合は、監督のためというのはもちろん、僕たち、クラブ、そしてファンのためにも勝ちたい」とコメント。指揮官への信頼を強調し、ファンに向けて次のように語った。
「最高のシーズンではないし、ファンはもっといいプレーと結果を求めている。僕たちにはクオリティと実力があるということを証明したい。僕たち選手みんなの状態が整い、チーム全体が力強くなれば、素晴らしいものを見せることができる。明日は僕たちを疑っているファンにも結果で示したい」
トッテナムにとってELは、タイトルを獲得する最後のチャンスだ。ファン・デ・フェンは「プレミアリーグの試合も残っているけど、タイトルを勝ち取るならELだ。次のラウンドに進むにはこの試合に勝たないといけない。僕たちにとってはビッグゲームだよ」と、この大会にかける思いを語った。
トッテナムは、ホームで行われたフランクフルトとのファーストレグを1−1の引き分けで終えており、準決勝に進出するには敵地で行われる今回の一戦で勝利を納めなければならない。トッテナムとフランクフルトによるEL準決勝2ndレグは17日28時にキックオフを迎える。