去就に注目も…ポステコグルー監督は気にせず「考える必要もない」
2025年4月17日(木)16時0分 サッカーキング
トッテナムを率いるポステコグルー監督 [写真]=Getty Images
現在59歳のポステコグルー監督は、オーストラリア代表や横浜F・マリノス、セルティックなどでの指揮を経て、2023年7月からトッテナムの指揮官を務めている。昨シーズンをリーグ5位で終えて迎えた2年目の今シーズンは、負傷者が続出した影響もあり、安定した成績を残すことができず。プレミアリーグでは32試合終了時点で11勝4分け17敗の勝ち点「37」で15位に低迷している。
そんななか、唯一ヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝まで進めており、フランクフルトとのファーストレグは1−1のドローに終わっていた。それでも、来シーズンの欧州大会出場のためにはELで優勝を果たすしか道がない状況となっていることから、トッテナムは指揮官交代を画策していることが噂されている。
そのため、去就には注目が集まっているポステコグルー監督だが、「全くわからない。考える必要もないと思う。何が重要かという観点から、そういうことを考えたことがない」と自身の将来は気にしていないことを強調した。
「重要なのは明日の夜の試合(17日のEL準々決勝セカンドレグ)が、選手たちにとって、チームとして、そしてこのクラブにとって全員が目指すものに近づくための大きなチャンスだということだ。それ以外のこと、特に私自身に関して人生やキャリア、あるいは自分が何をしているかについてあまり考える余裕はない。私がわかっていることは主要大会でベスト4に進出するチャンスがあり、そこに集中しているということだ」
「主要大会の準決勝に進出するチャンスを手にした。もちろん、目の前に待ち受ける試練は重くのしかかっている。でも、だからこそワクワクしている。決して油断しているわけではないし、たとえ好調なシーズンを送っていても、このようなチャンスは滅多に巡ってこない。だから、それを掴まない手はない」
「それは選手たちへのメッセージでもある。今年起こった他のすべての出来事は関係なく、私たちは主要大会のベスト4まであと1試合という状況にある。これは当然のことと考えるべきではない。なぜなら、このクラブにとっては決してそうではなかったからだ。しかし、私たちはこの状況を最大限活用するように努める」