侍ジャパン井端監督 韓国の最大注目選手はかつての僚友の息子「かなり打っているし主力になってくる」

2025年4月17日(木)14時48分 スポーツニッポン

 日本野球機構(NPB)と侍ジャパンを運営するNPBエンタープライズは、11月15、16日に韓国代表と東京ドームで強化試合を行うと17日、発表した。「ラグザス侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」として開催される。韓国代表とは、26年3月のワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)1次ラウンドで対戦することが決まっていて、試金石となる。

 会見に出席した井端監督は「来年のWBCを控え、非常に大事な試合になると思っています」と表情を引き締めた。「メジャー以外の選手が、この1シーズンどれだけ成長したかを目の前で見られるのは非常に大きい」と意義を口にした。

 WBC1次ラウンドで対戦する韓国との強化試合。韓国について「投打とも力のある選手が多い印象。また韓国もレベルアップして臨む試合になると思います。強化試合とはいえ勝ちにこだわってやっていければ」と話した。

 警戒する選手について問われた井端監督は「(23年の)アジアチャンピオンシップで戦った選手はみんないいバッターだった。WBCになってくるとMLBの李政厚(イ・ジョンフ)とか、かなり打っているし主力になってくる」と具体名を挙げた。メジャー移籍2年目のジャイアンツ・李政厚は17日の時点で打率.338、3本塁打、14打点をマーク。かつての僚友で、中日で活躍した李鍾範の息子を、本大会での最大の警戒選手に挙げた。

 そのうえで強化試合については「若い選手が出てくるんじゃないかと思っているので、その辺の選手をしっかり見極めて、しっかり対策したい」と戦力を見極め、WBC本大会に生かしていく構えをみせた。

 WBCで連覇を目指す侍ジャパンにとって、大会4カ月前の貴重な実戦の場になる。同強化試合にはメジャー組は参加せず国内組で臨むとみられるが、井端監督は「当然(WBCの候補に)入ってくるメンバーを呼ぼうと思っている」と話している。日本代表は来年3月の1次ラウンドで台湾、韓国、オーストラリア、チェコと8強入りをかけて戦うことが決まっている。

スポーツニッポン

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