短距離重賞2勝のヴェントヴォーチェが引退 22年キーンランドC、23年オーシャンS制覇 乗馬になる予定
2025年4月18日(金)15時24分 スポーツ報知
23年のオーシャンSを制したヴェントヴォーチェ
JRAは4月18日、22年キーンランドC・G3、23年オーシャンS・G3を制したヴェントヴォーチェ(牡8歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父タートルボウル)が、同日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は乗馬となる予定だが、けい養先は未定。
同馬は20年1月にデビュー勝ち。22年の春雷S・リステッドでは、ロードカナロアが持つコースレコードに0秒1差と迫る1分6秒8(良)の好タイムでオープン初勝利を飾った。同年のキーンランドC・G3で重賞初制覇をし、翌23年のオーシャンSで重賞2勝目。23年の高松宮記念(8着)の後は繫靱帯炎のため1年半の長期休養に入り、昨年のスプリンターズS(16着)で復帰した。京阪杯で3着など復調の兆しを見せていたが、今年の高松宮記念・G1では故障再発のため回避していた。
通算成績は18戦7勝、総獲得賞金は1億9407万7000円。