ユールゴーデンのU―20日本代表MF小杉啓太、チームを救うゴール!…欧州カンファレンスリーグ4強 準決勝はチェルシー戦
2025年4月18日(金)22時38分 スポーツ報知
サッカーの欧州カンファレンスリーグは17日、各地で準々決勝第2戦が行われ、ユールゴーデン(スウェーデン)はU—20日本代表MF小杉啓太(19)の得点などで敵地でラピッド・ウィーン(オーストリア)に延長の末、4—1で勝ち、2戦合計4—2で4強入りした。DF森下龍矢(28)の所属するレギア・ワルシャワ(ポーランド)は敵地でチェルシー(イングランド)に2—1で勝ったが、合計2—4で敗退。森下はフル出場した。準決勝の組み合わせはユールゴーデン—チェルシー、ベティス(スペイン)—フィオレンティナ(イタリア)。
鮮やかなゴールで小杉がチームを救った。1—1で迎えた後半32分。ペナルティーエリアの外で、浮き球を利き足とは逆の右足で合わせたシュートが、ゴール左上へ吸い込まれた。公式サイトで「本当にうれしい。素晴らしい試合だった。キャリアで最も重要なゴールだった」とコメントしたように、2戦合計スコアで2—2に追いつく貴重な“同点弾”だった。
その後、チームは延長戦で2得点を奪い、準決勝進出を決めた。6月の26年北中米W杯アジア最終予選オーストラリア戦、インドネシア戦に向けた日本代表メンバーにリストアップされている19歳の左サイドバックは、延長前半9分までプレーして奮闘。準決勝ではチェルシー(イングランド)と対戦することが決まり「もちろんタフな試合になるでしょうが勝つことができると思う」。湘南の下部組織からトップチームには昇格せず、24年3月に海外挑戦。今では欧州各国クラブも注目する有望株が、欧州で大きな経験を積んでいる。