J1清水 リーグ5試合連続先発のDF吉田豊が首位との大一番でもフル回転だ…20日・ホーム福岡戦

2025年4月18日(金)5時40分 スポーツ報知

クールダウンの一環で、ピッチをウォーキングする清水・吉田(中央)

 J1清水エスパルスは17日、アウェー・横浜FM戦から一夜明け、三保で調整した。主力組は軽めのメニューで終え、中3日で迎えるホーム・福岡戦(20日)に備えた。DF陣に故障者が続出する中、DF吉田豊(35)はリーグ5試合連続先発と奮闘中。首位との大一番でもフル回転し、今季2度目の連勝を呼び込む立役者になる。

 頼れるベテランが元気に走り回る。深夜に帰静した遠征から一夜明けたこの日は軽めのメニューで調整。吉田を含めた主力組はストレッチやウォーキングで約1時間、汗を流した。横浜FM戦で今季2度目のフル出場を記録した35歳は「ストレスを抱えすぎないことがいいリカバーになる。しっかり寝て回復すれば大丈夫」と中3日のホーム戦を見据えた。

 36歳のMF乾に次ぐ年長者は前節、チームで4番目となる走行距離11・184キロをマークした。DF高木らの故障離脱、DF北爪の出場停止でサイドが手薄になったチーム事情もあり、スタートの右ウィングバックから右サイドバック(SB)、左SBと試合中に何度もポジションを入れ替えながら今季初の逆転勝ち(3〇2)に貢献した。「(連戦で)みんなきつい。けがや(警告の)累積もある中で乗り越えないといけないし、歯を食いしばった」とチームを下から支えた。

 福岡は開幕3連敗の後、7戦負けなしで首位を走る。敵将の金明輝監督(43)には鳥栖在籍時に師事しており、スタイルは熟知している。「局面のデュエルが大事になる。ゴールに向かう姿勢を90分出し続けることが大事になると思う」と攻略のイメージを描いた。

 3月26日のルヴァン杯・J3相模原戦から始まった公式戦8連戦もようやく最後の1試合。「連戦に耐える秘けつ? よく寝てよく食べる。そうやって(プロ)18年やってきたし、痛い所もない」と豪快に笑ったベテランが泥くさく走り抜く。(武藤 瑞基)

スポーツ報知

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