なんで…!? 菅野智之の魔球で“まさかの光景”「動きすぎ」 天才打者が困惑… バットにかすりもしない「エグい軌道」
2025年4月19日(土)21時15分 ABEMA TIMES

【MLB】オリオールズ6−2ガーディアンズ(4月17日・日本時間4月18日)
4月17日(日本時間4月18日)に行われたボルティモア・オリオールズ対クリーブランド・ガーディアンズの一戦で、オリオールズ・菅野智之が先発登板。初回から“スプリット”で手玉に取り、格の違いを見せつけた。
1回表・ガーディアンズの攻撃、この回先頭で打席に入った1番のスティーブン・クワンに対して菅野は、初球、外角高めのボールゾーンへと146km/hの速球を外した後で、2球目、今度は内角の近いところを突く145km/hの速球で見逃しを誘ってカウント1-1と整えると、3球目は外角低めのボールゾーンへと沈む138km/hのスプリットを振らせ、カウント1-2とクワンを追い込むことに。そして勝負の4球目は、外角いっぱいのところへと投じた139km/hのスプリット。これをクワンも打ちに行き、その軌道を読んでバットを振り出すも、ボールはさらにその振り出した軌道を避けるがごとく、外へと滑るように流れながらわずかに沈み、クワンのバットは空を切ることとなった。当のクワンもなぜ捉えることができないのかわからないといった様子で、渋い表情のまま打席を後にしたこの菅野の1球に、ネット上からは「ボールが逃げる」「エグい軌道」「動きすぎ」「なんでバットに当たらないのかわからない感じ」といった様々な反響が巻き起こることに。
イチローの打撃を徹底的に研究していることから、“リトル・イチロー”の異名でも知られるクワンは、その成長著しい巧打者として注目を集めるガーディアンズの斬り込み隊長。そんなクワンをしてまったく捉えることができなかった菅野のスプリットは、今後も多くの打者を大いに悩ませるウイニングショットとなりそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)