リヴァプール、今夏の補強は？　スロット監督「今のチームを維持できればビッグサマー」

　リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、今夏の移籍市場における動きに言及した。18日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。

　プレミアリーグで首位を快走するリヴァプールは先日、エースのエジプト代表FWモハメド・サラー、およびキャプテンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとの契約延長を発表した。スロット監督は「2人を留めたことで、もうすでにビッグサマーだ。夏の残り期間が何をもたらしてくれるのかを見てみよう」と語り、今夏は現状維持がメインテーマになると明かした。

「今のチームに満足していないと言うのはおかしな話だ。私は1年前からそう言ってきた。たぶん、そのチームを維持することができれば、それはもうビッグサマーになるだろう」

「チームの核となる選手たちとは、可能な限り長く一緒にいたいものだ。新しい選手が1人か2人入って、新しいエネルギーが生まれるのはいいことだが、今シーズンのクオリティを考えれば、それは必要なことではない」

　一方、レアル・マドリードへとフリー移籍する噂が絶えないイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドとの契約延長交渉については、「将来どうなるか見てみよう」とのみコメント。「まだ物事が終わっていない限り、こういったこと（契約）について話すことはないし、そうでない以上、彼の状況について公の場で話すことはない」と、明言を避けた。

「私たちとのプレーや練習すべてにおいて、彼（アレクサンダー・アーノルド）はコミットメントを見せている。彼はケガからの復帰に向けて必死に取り組んできたし、ピッチに立った瞬間、彼がいかに素晴らしいサッカー選手であるか、そして今シーズンの目標を達成しようとする私たちにどれほど関わってくれているかを教えてくれた」

　リヴァプールは20日のプレミアリーグ第33節でレスターと対戦する。リヴァプールが同試合で勝利し、直前に行われるイプスウィッチ対アーセナル戦で2位アーセナルが敗れていた場合、リヴァプールは5シーズンぶり20回目のイングランド1部リーグ優勝が決まる。


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