【高校野球】 センバツ4強の健大高崎に新戦力 初ベンチの岩田の本塁打でコールド発進
2025年4月19日(土)13時45分 スポーツ報知
公式戦初出場で本塁打を放った健大高崎・岩田
◆春季高校野球群馬県大会▽2回戦 健大高崎9X—2館林商工=7回コールド(19日・高崎城南)
センバツ4強の健大高崎が春季群馬県大会の初戦を迎え、館林商工を7回コールドで下した。
「センバツでベンチに入ることが出来なかった3年生を試す大会」と青柳博文監督(52)。途中から二塁のポジションで出場した岩田幸弥(3年)がアピールに成功した。
8—2で迎えた7回裏、先頭でストレートを捉えると、コールド勝ちを決める左越え本塁打に。公式戦で初めてベンチ入りし、大きな仕事をやってのけた岩田は「とてもうれしいです。(スタンドに)入るとは思わなかった。入ってくれてホッとしました」と笑顔を見せた。
166センチ、69キロの小兵で、練習試合も含めて高校での初ホームラン。青柳監督は「このような選手が結果を残してくれて、うれしい」と表情を緩めた。岩田の目標は、もちろん夏の大会でのベンチ入り。「夏は3年生の力がないと勝てないと思う。自分の持ち味は堅実な守備。打撃では率を残していきたい」と決意を述べた。