スキージャンプ・小林陵侑「ジャンプを身近に感じて」…地元岩手で子供たちとふれあいイベント

2025年4月19日(土)17時42分 スポーツ報知

地元で「Ryoyu BIG JUMP FES」を主催した小林陵侑

 ノルディックスキー・ジャンプ男子で2022年北京五輪個人ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(チームROY)が19日、地元の岩手・八幡平市でファンとの交流イベント「Ryoyu BIG JUMP FES in HACHIMANTAI 2025」と開催した。昨年に続いて2回目の開催。イベント後に取材に応じ「(子供たちが)楽しんで飛んでいる姿を見て、こっちもすごく楽しかったです」と充実の表情を浮かべた。

 昨春にアイスランドのアークレイリに作った特設ジャンプ台で非公認ながら“世界最長”291メートルを飛んだ陵侑だが、この日はヒルサイズ2メートルの小ぶりなジャンプ台で強い風の中、一生懸命に飛ぶ5人の子供たちに助言を送った。「先輩の竹内択さんがこういうイベントをやっていて、すごく感銘を受けて。自分も地元でできたらと思って(開催した)。子供たちがジャンプに興味を持ってくれたり、始めたいと思ってくれるきっかけになったら。ジャンプを身近に感じて欲しいな」と思いを込めた。

 22年北京五輪個人ノーマルヒルで金、同ラージヒルで銀メダルを獲得。26年ミラノ・コルティナ五輪に向けても、地元ファンから期待の声が上がるが、イベントのトークショーでは「金メダルを目指す」と誓った。地元には約1年ぶりに帰ってきたといい「晴れたし、歓迎されているかな」と陵侑。勝負の五輪シーズンへ、しばし地元で英気を養う。

スポーツ報知

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