【体操】パリ五輪代表の岸里奈が初優勝「ようやく手に入ってうれしい」 宮田笙子は7位
2025年4月19日(土)17時33分 スポーツニッポン
体操の世界選手権選考を兼ねた全日本個人総合選手権は17日、群馬・高崎アリーナで第3日の女子決勝が行われた。
パリ五輪代表の岸里奈(戸田市SC)が合計108・431点で初優勝を飾った。「目標が成し遂げられてうれしい。指導者の皆さんや周りの方々が支えてくれて優勝できた。日頃から練習してようやく手に入ってうれしい」と喜びを口にした。
杉原愛子(TRyAS)が同107・498点で2位、大阪・相愛中2年の南埜佑(なんばク)が同106・264点で3位に続いた。前年覇者の宮田笙子(順大)は合計104・664点で7位に入った。
▽世界選手権への道 4枠の女子は全日本選手権の予選と決勝、NHK杯の合計得点で上位2人を個人総合枠で選出。種目別枠は、跳馬14・200点、段違い平行棒14・400点、平均台13・700点、床運動13・300点に設定した「基準得点」を、より大きく上回った2人を選ぶ。クリアできなかった場合は個人総合の次点者が代表入り。世界選手権は10月にインドネシア・ジャカルタで開催される。