関学大・飯田が投打で貢献「いいリズムで投げられた」同大に快勝
2025年4月19日(土)15時29分 スポーツニッポン
◇関西学生春季リーグ第2節1回戦 関学大13—1同大(2025年4月19日 ほっともっとスタジアム神戸)
リーグ3連覇を狙う関学大が同大を13—1で下した。
関学大の飯田泰成(3年=春日)が投打で躍動し、勝利に貢献した。先発として8回1失点(自責0)の好投。序盤から淡々とアウトを積み重ね、3回には3者連続三振。8回まで投げて、9つの三振を奪った。打っては、5回2死満塁で走者一掃の二塁打を放ち、大きく差を広げた。
「いいリズムで投げられた。数より質を意識して三振を取りたいところで取れたのがよかった」
連覇を果たした昨秋のリーグ戦は腰のケガで登板できなかった。「チームは優勝したけど、自分の中ではそれ以上に悔しい思いがあった」。年明けまでは、負荷をかけないようにインナートレーニングに取り組み、その後は春季リーグ戦に照準を合わせて、調整を行ってきた。故障中にコツコツ取り組んだインナートレーニングのおかげで「まっすぐの安定感が増した。ケガ前より、良い球と悪い球のばらつきが少なくなった」。さらに磨きがかかった直球を武器に「チームを勝たせられるピッチャーになれるように」と意気込んだ。