【オリックス】「ミスター右中間」今季3度目猛打賞 打率4割8厘まで上昇 プロ野球新記録233安打ペース

2025年4月20日(日)5時0分 スポーツ報知

6回無死、太田椋が左前打を放ち、一塁上で安達了一コーチ(手前)とタッチを交わす(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ オリックス7—4日本ハム(19日・京セラドーム大阪)

 オリックス・太田椋内野手(24)が量産モードに入ってきた。「追い込まれるまでは、自分の強いスイングを。追い込まれてからはコンパクトに」。9回2死で有言実行した。2ストライクから田中の3球目を右前打。同学年の一塁・野村に「よう打つな」とツッコまれ、少しニンマリした。

 「気持ちよく打席に入れている」と打席に立つと、電光掲示板の個人成績をチラ見。今季3度目の猛打賞で、打率も4割8厘まで上がった。19試合を消化し、リーグトップを独走する31安打。「絶対に落ちてくるし、4割なんて打てるわけがないので…」。当事者は冷静に現実を見るが、単純計算で年間233安打。15年の秋山(西武)の216安打を超え、プロ野球新記録ペースにも乗った。

 すっかり「2番・二塁」を指定席とし、無安打に終わったのは3試合だけだ。「椋さん、行ってくださいよ」。「お前が行けよ」。紅林と組む二遊間は成熟過程。時にベースカバーをめぐり、冗談交じりの“譲り合い”ができるのも、息ぴったりの証拠だ。この日は2位・日本ハムに敗れたが、貯金6の首位。オリの「ミスター右中間」がアツい。(長田 亨)

スポーツ報知

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