【中山６Ｒ・３歳１勝クラス】素質馬のナルカミが巻き返しの勝利 戸崎圭太騎手「レースでも集中していた」
2025年4月20日（日）13時54分 スポーツ報知
勝利したナルカミ（左）（カメラ・荒牧 徹）
４月２０日の中山６Ｒ・３歳１勝クラス（ダート１８００メートル＝１５頭立て）は、戸崎圭太騎手が騎乗したナルカミ（牡、美浦・田中博康厩舎、父サンダースノー）が勝利。単勝２・５倍の１番人気に応えた。勝ちタイムは１分５２秒９（良）。
スタートを決め２番手を追走すると、まくってきた馬にあわせて４角で先頭に進出。直線半ばでは外から差してきた２着馬に並ばれたが、差し返して１馬身差つける好内容だった。新馬戦で２着に２秒差つける圧勝が話題になった素質馬。前走は単勝１・１倍に支持されるも７着に敗れたが、巻き返しの勝利となった。
戸崎騎手は「前走はテンションが高かったようですが、厩舎の人が工夫して作ってくれました。レースでも集中していたし、交わされそうだったけど、能力は高いです」と高く評価。田中博調教師も「ただただホッとしました。人との関係性の構築にまだ時間はかかっていますが、ここ最近の挙動は整ってきています。ポテンシャルは高いのでじっくりとローテーションは考えていきたい。ワンペースなので距離はもう少しあってもいいかもしれません」と胸をなで下ろした。次走は未定。
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