坂本、キャベッジ、丸不在も今の巨人打線は“色気”がないのがいい…高木豊氏

2025年4月20日(日)5時10分 スポーツ報知

お立ち台でポーズをとる打のヒーロー・若林(カメラ・小林 泰斗)

◆JERA セ・リーグ ヤクルト4—6巨人(19日・神宮)

 今の巨人打線は“色気”がないのがいい。坂本、キャベッジ、丸とレギュラーが複数いないけど、必死にやっている感じが伝わってくるね。

 泉口も、若林にしても「何とか後ろにつなげよう、置かれている立場を認識しチャンスをものにしよう」としている。ショートは「門脇一色」となっていて、泉口はこれまでチャンスはなかった。場所を与えればしっかりできる選手という安心感が出てきたね。大阪桐蔭—青学大—NTT西日本という名門で学んだからか、動きが洗練されているし、落ち着いている。これからさらに頼もしくなってくるだろう。

 センターから逆方向に2安打。と思えば、ボール先行のカウントではしっかり引っ張って強く打つこともできる。守れるし、9回には送りバントも決めた。1点差の無死一塁でのこの犠打に、阿部監督が「2番・若林」に一定の信頼を置いているのも伝わってきた。

 泉口に関して言えば、打てなくなるときは必ず来る。そのときにどういう姿でいるか。調子がいいときは誰でもよく見える。打てないときにいかにチームに貢献できるかが重要。その段階に来ている。(スポーツ報知評論家・高木 豊)

スポーツ報知

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