レバンガ北海道が千葉Jに逆転負け 第3Q終了時12点リード…小野寺龍太郎HC「チャンピオンシップに行くチームの強さを感じた3分間だった」
2025年4月20日(日)6時30分 スポーツ報知
千葉J・渡辺(左)にマークされるレバンガ北海道・クリーナー(中央)
◇りそなB1リーグ 第33節 千葉J88ー81レバンガ北海道(19日、北海きたえーる)
東地区5位のレバンガ北海道はホームで同2位の千葉Jに81—88で敗れ、3連敗となった。北海きたえーる開催試合では今季最多の6311人が詰めかけた中、積極的な仕掛けで第3クオーター(Q)終了時点で12点をリード。だがチャンピオンシップ進出を目指す千葉Jの猛追に屈し、逆転負けを喫した。20日もホームで千葉Jと対戦する。
勢いにのみ込まれた。第4Q残り3分、千葉J・渡辺雄太(30)のフリースローで同点に追いつかれ、直後の3点ビハインドの場面では渡辺の3点シュートで突き放された。レバンガは相手の大黒柱の気迫に屈し、逆転で敗れた。
開始から積極的な攻撃が功を奏した。SG盛実海翔(27)が3点シュートを3本決めるなど、第3Qを終え12点のリード。しかし2位の千葉は3位との差がわずかで、チャンピオンシップ進出も懸かっており、第4Qに渡辺ら大型選手5人をコートに送るなど捨て身でかかってきた。
小野寺龍太郎HC(43)も「4Qは守備でのコミュニケーションが足りなかった。チャンピオンシップに行くチームの強さを感じた3分間だった」と脱帽した。この日は北海きたえーるの試合で今季最多の6311人が来場。PG寺園脩斗(30)は「勝利を届けられなかったのは悔しい。明日はリベンジして皆さんと勝利を分かち合いたい」と切り替えに努めた。