「鞍上誰になるんだろ」無双モレイラの短期免許28日まで ダービー騎乗を託されるのは...
2025年4月20日(日)18時12分 スポーツニッポン
◇G1皐月賞(2025年4月20日 中山芝2000メートル)
クラシック第1弾「皐月賞」は、3番人気ミュージアムマイル(牡3=高柳大)が制し、G1初制覇を飾った。勝ち時計1分57秒0はレースレコードだった。
騎乗したモレイラは高松宮記念(サトノレーヴ)、先週の桜花賞(エンブロイダリー)に続いて今春のG1で4戦3勝の無双ぶり。「本当にいい馬。素晴らしい瞬発力だった。素晴らしい馬。特別な馬になるかもしれない」とパートナーを称えた。
今回の短期免許は28日まで。ミュージアムマイルが2冠を目指して6月1日のダービーに臨む場合、現状では乗り替わりが濃厚となっている。
SNSの競馬ファンも大一番の鞍上に興味津々。「ダービーの鞍上誰になるんだろ」「この後の鞍上どうすんのかな」の声も多く、5月に来日予定のレーンを予想する声もあった。
ミュージアムマイルにはこれまで幸が3戦、C・デムーロが2戦騎乗。レーンは23年に初騎乗だったタスティエーラを頂点に導いている。
▼皐月賞 1939年に英国の「2000ギニー」を範として、「横浜農林省賞典四歳呼馬競走」として創設された。43年に東京に移設。戦争による中断を挟み、49年から中山で現在の名称で施行されている。