ペア“りくりゅう”世界歴代6位スコアも「僕たちは追いかける立場の方が好き」

2025年4月20日(日)11時15分 スポーツニッポン

 フィギュアスケート世界国別対抗戦の演技を終えた日本チームが20日、東京体育館で一夜明け取材に応じた。

 ペアで世界選手権優勝の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)はSP、フリー、合計とも自己ベストをマークして今季終了。三浦が「ケガをしていない時点で100点」と総括した直後に木原が「いや200点ですね」と即答。ケガなく走りきり、木原は「来季のために貯金をつくることができて300点でも良いくらい」と付け足した。

 来季はSP曲について検討中だが、フリーは変更する。フリーでは若干のミスもありながら今大会145・06点を出しており、150点の大台も視野に入る。三浦が「ノーミスしたら150点も夢じゃない。そこを目指して頑張りたい」と言えば、木原も「10年前は思い描けなかったけど、改めて150点を2人で楽しみながら出したい。また挑戦できる楽しさが見つかって良かった」と前向きに語った。

 来年2月のミラノ・コルティナ五輪は強力ライバルのロシア勢が予選を通過すれば参戦する。今大会で出した合計226・05点は世界歴代6位のスコアとなったが、木原は「まだまだ追いかけられる立場なのでうれしい。僕たちは追いかける立場の方が好き。世界選手権優勝を達成できたが、来季ロシアの選手も戻ってくる。4年前と同じで追いかけられる立場で楽しみ」と決意を新たにした。

スポーツニッポン

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