ブライトン三笘“復帰戦”いきなり決めた!途中出場でキャリアハイ8点目 数的不利でも輝き放つ
2025年4月20日(日)1時15分 スポーツニッポン
◇イングランド・プレミアリーグ第33節 ブライトン2ー4ブレントフォード(2025年4月19日 ロンドン)
ブライトンの日本代表MF三笘薫(27)が19日、敵地でのブレントフォード戦で戦列復帰。2点リードされ味方に退場者が出て数的不利となった後半21分から途中出場。同36分にリーグ戦7試合ぶりのゴールを決めたが、2ー4と敗戦。それでも3シーズン目でキャリアハイとなる8点目。公式戦では今季9点目となり、2桁得点へ王手をかけた。
三笘は5日のクリスタルパレス戦(●1ー2)で右足を負傷して途中交代。試合後、ヒュルツェラー監督は「カオルはかかとを打ったようだ」と話しており、前節のレスター戦(△2ー2)では今季初のベンチ外。状態が心配されたが、このブレントフォード戦で無事にベンチ入りを果たした。
試合は前半9分に失点し、先制を許すも同アディショナルタイムにFwウェルベックが同点ゴール。右サイドからのクロスを相手と競り合いながらもうまく頭を合わせ、今季9点目を決めた。
1ー1で前半を終えるも後半3、13分と立て続けに失点。さらに同17分にはFWジョアンペドロが一発レッドで退場。数的不利となった同21分から三笘が途中出場した。
すると同36分、味方のスルーパスに反応。うまくDFラインの裏をとって左足でゴールへと流し込み今季リーグ戦8点目をマーク。1点差に迫ったが後半アディショナルタイムに失点。
試合にこそ敗れたのの三笘は数的不利の状況でリーグ戦7試合ぶりのゴール。プレミアリーグ挑戦3シーズン目でキャリアハイとなる8点目をマークした。
また、90分+アディショナルタイム10分頃にDFファンヘッケが相手との競り合いで激しく接触。10分近く試合が“中断”し、そのまま担架で運ばれ負傷交代となるアクシデントが発生。チームにとって敗戦以上に不安が残る一戦となった。