“うたまさ”来季は「五輪の個人戦と団体戦に出られるように」 カナダ長期滞在で進化目指す
2025年4月20日(日)12時12分 スポーツニッポン
フィギュアスケートの世界国別対抗戦から一夜明けた20日、アイスダンスの“うたまさ”こと吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)が報道陣の取材に応じた。
結成2季目で全日本選手権を制するなど進化を示した今季。一方で世界選手権はフリーダンスに進めず、ミラノ・コルティナ五輪の出場枠を獲得できなかった。
「うれしい思いと悔しい思いを半分ずつ経験できた。もっと強くなって、どの試合でも自分たちの力を発揮できるように頑張りたい」と吉田。9月には五輪最終予選(北京)が控えており、アイスダンスは1枠を獲得できる可能性がある。“うたまさ”にとっては、そこが一つの大きなターゲットになる。
「五輪の枠取りをして、全日本で優勝して、五輪の個人戦と団体戦に出られるように頑張りたい」と吉田。近いうちにカナダへとわたり、スコット・モイア氏らに師事を仰ぎながら練習を積む予定で、滞在期間は昨季の倍を超える半年以上になるという。
森田は「プログラムを作ってもらうのもそうだし、ブラッシュアップとかもあるので。向こうで固めていった方がいいんじゃないかなと思っています」と話した。