U-22 Jリーグ選抜、関東大学選抜戦に向け始動! 羽田憲司監督は辛口評価「まだまだぬるいところが目についた」
2025年4月21日(月)19時58分 サッカーキング
U-22 Jリーグ選抜が始動
西原源樹(清水エスパルス)がコンディション不良のため不参加となり、招集メンバー17名で練習を実施。今回指導を務める小野伸二コーチ、大谷秀和コーチも練習に加わり、選手たちに積極的に声がけをしていた。ボール回しやパス&コントロールなどのメニューをこなすと、明日の試合に向けた実践練習を開始。フォーメーションは『4-3-3』と見られ、主にゴールに向かう攻撃の形を練習した。攻守のセットプレーの形も確認し、全体練習は約1時間15分程度で終了した。
ロス五輪世代のコーチを務め、今回指揮を執る羽田憲司監督は「緊張感なのか、僕の持って行き方が良くなかったのか、おとなしかったですね。まだまだぬるいところが目についた」と辛口の評価に。「明日の結果がどうなるかは分からないですが、彼らにとっていろいろなことが見えると思います。いい取り組みではあるので、ラージを増やして、直に見れるのは大きい」と前向きに捉えた。羽田監督は今回の選手選考にも携わっており「限られたリストの中、クラブからの推薦もありました。U-22ですけど、自分がやるのでU-20の年代を優先的に選びました」と明かす。今年9月下旬にチリで開幕するFIFA U-20ワールドカップも迫る中、羽田監督は「彼らにとってはチャンスでしかないので。スカウトや見に来てくれる人たちに自分の名前を売るチャンス。『五輪のリストに名前は載っている』と伝えました。あとは『自分が何をできるのか、どう成長していくのか』と話をしました」と期待を込めた。
小野コーチも「これからU-20ワールドカップや五輪に向かって行く才能ある選手たちだと思うので、このチャンスをどう生かすのかが大事」と説く。「短い時間で難しいとは思いますけど、ただの練習試合ではないという気持ちで臨んでほしい。それが次につながることだと僕は思っています。自分たち次第でいろいろな次のステップがあると思う」と話し、「短い期間なので大きくは変えられないかもしれないですけど、何かを感じて欲しい」と成長を促した。
U-22 Jリーグ選抜対関東大学選抜の一戦は、第一カッターフィールド(秋津サッカー場)にて明日22日(火)16時30分キックオフ。試合の模様はJリーグ公式YouTubeチャンネルにて無料ライブ配信される。