日本プロ野球選手会がNPBに“父親リスト”制度導入を再要望へ 森忠仁事務局長は「提案できれば」と前向き

2025年4月21日(月)15時23分 スポーツ報知

 日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長が21日、日本野球機構(NPB)と球団側に対して今後、MLBで導入され、ドジャースの大谷も利用した“父親リスト”導入を要望していく考えを明かした。

 選手会はNPB、球団側に21年7月、産休などを含む「慶弔特例制度」の導入を要望したが、実現はしていない。“父親リスト”制度は、大谷が真美子夫人の第1子出産立ち会いのために利用したため、注目された。

 森事務局長は「そういうのは制度としてあってもいい。使う、使わないは選手の判断なので。またこういう(大谷の)話も出てきているので、お願いはしてみたい。また再度、いろいろと調べた上で、提案できればと思っています」と再交渉に前向きだった。

 ◇MLBの父親リスト(Paternity list)11年にできた制度で、自らの子供が生まれる、もしくは養子縁組する際に使うことができる産休制度。最長3日まで使うことができ、その期間は代替選手を登録できる。3日を超える場合には制限リストに移す必要がある。日本人選手では青木、川崎、前田、田中将、ダルビッシュ、鈴木らが使ったことがある。

スポーツ報知

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