【読売マイラーズカップ展望】ジュンブロッサムの決め手が上位 今が充実期のロングランも侮れない
2025年4月21日(月)7時37分 スポーツ報知
マイラーズカップの登録馬。※騎手は想定
第56回読売マイラーズカップ・G2は4月27日、京都競馬場の芝1600メートルで行われる。
例年に比べると登録した馬が少ないが、ここはジュンブロッサム(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎、父ワールドエース)が実績上位。昨年の富士Sでは、今年のドバイ・ターフを制したソウルラッシュに1馬身の差をつけて勝利した。ゲートに難があり、昨年のマイルCSでは出遅れて10着。前走の東京新聞杯は59キロを背負ったこともあり、本来の末脚は見られなかった。立て直した今回は1週前追い切りで抜群の伸びをみせている。鞍上の武豊騎手は今年はここまで、まだ重賞を勝っていないが、ここで39年連続の重賞勝ちを記録できるかどうかも注目だ。
ロングラン(セン7歳、美浦・和田勇介厩舎、父ヴィクトワールピサ)は前走の小倉大賞典で初の重賞タイトルをゲット。芝1600メートル戦はこれが初めてだが、頭数も少なく追走に苦労することはなさそう。中間の動きも良好だ。
昨年の当レースで3着だったニホンピロキーフ(牡5歳、栗東・大橋勇樹厩舎、父キタサンブラック)もチャンスはある。1番人気に支持されていた六甲Sは7着に終わったが、もともとが直線が平坦なコースが得意な馬。京都に替わることで前進がありそう。
セオ(牡5歳、栗東・上村洋行厩舎、父スピルバーグ)は昨年の都大路Sで後に重賞を勝つアルナシームを下した。マイペースで競馬ができれば粘り込みも。