和田一浩氏 敵ベンチから恩人が見守るロッテ戦で2000安打達成「まさか伊東さんの前で...」

2025年4月21日(月)17時23分 スポーツニッポン

 西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が、西武時代の後輩である和田一浩氏(52)を招いて自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。和田氏が恩人の前で2000安打を達成したロッテ戦を振り返った。

 西武時代に同僚となり、同じ捕手の大先輩・伊東氏が現役の間はオフの自主トレをともにした。

 「伊東さんがもういないから」と中日移籍を選んだ和田氏。2015年6月11日、2000安打にあと「2本」として交流戦・ロッテ戦を迎える。

 ロッテの監督が伊東氏だったのは不思議な縁だ。

 交流戦の直前、伊東氏は密かに和田氏と食事したという。

 「まさかウチの試合で打たないよな!」と釘を刺し、ロッテのミーティングでは「あいつにだけは打たせるなよ」とバッテリーに念を押した。

 それでも心のどこかで期待していた。伊東氏は「目の前で大記録を達成した瞬間は、もう何とも言えなかったですね」と振り返った。

 和田氏は「1軍と2軍を行ったり来たりしていた僕が、まさか伊東さんの前で。ロッテの監督になるなんて思ってもいなかったし。伊東さんの前で打てるなんて思ってもなかった」と、恩人にその瞬間を見守ってもらえたことが感慨深かったという。

 伊東氏は「負けましたけど、終わったあとによかったなって言った」と、こちらも感激した。西武の若手時代を知るだけに「2000本打ったらやっぱり尊敬しますよ」と成長を素直に認めた。

スポーツニッポン

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