北口榛花「もっと身近な存在になりたい」シンボルアスリート新規認定

2025年4月21日(月)13時40分 スポーツニッポン

 JOC(日本オリンピック委員会)の2025〜28年「TEAM JAPAN シンボルアスリート・ネクストシンボルアスリート」認定式が21日、都内で行われた。

 新規で認定された陸上女子やり投げパリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)は「陸上は誰もがやったことがあるのが一番の強み。投げることは、どこでもできることじゃなくなっているのが日本の現状」とし「ものを投げる機会が減っている子供たちがいる中でチャンス与えられればと思う。(陸上は)誰もががやったことがあるからこそ、もっと身近な存在になりたい」と抱負を語った。

 9月に世界選手権(東京)の控える今シーズンは、5月3日のダイヤモンドリーグ中国大会が初戦となる。「練習はこなせている。あたりまえだけど今まで難しかった」と話し「そういう準備ができているのは自信になる。技術なところは不安定なところがある。5月というより、シーズンを通して探りたい」と現状を語った。

 初戦には16歳でU20世界記録の64メートル83を持つ中国の嚴子怡もエントリーしており「初めて、勢いのある中国の選手と会うことができるのが一番試合より楽しみ。試合では勝ちたいけど、勢いのある選手を生で見るのは勉強になる。そこを生かしながらシーズン組み立てたい」と語った。

 連覇の懸かる世界選手権に向けては「自分が現役でいる中で世界大会では最後の日本開催だと思う。ディフェンデングチャンピオンとして臨める。自分の競技の姿を見てもらい、良い結果でも悪い結果でも気持ちが一体となった瞬間を感じられる1日にしたい」と話した。

スポーツニッポン

「アスリート」をもっと詳しく

「アスリート」のニュース

「アスリート」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ