第3ドライバー登場、第2戦富士のエントリーリストが発表。小高一斗が19号車WedsSportに合流へ

　スーパーGTをプロモートするGTアソシエーション（GTA）は4月22日、公式サイトで次戦富士大会のエントリーリストを公開した。2025年シーズン第2戦として5月3日から4日にかけて、静岡県の富士スピードウェイで開催される『FUJI GT 3HOURS RACE』には合計43台が出場予定だ。

　毎年恒例となっているゴールデンウイーク開催のスーパーGT第2戦富士。シーズン中もっとも多くのファンが来場するレースのひとつであるこの一戦は、今季2025年も前年に引き続き3時間レースとして行われる。

　そんな次戦富士にはGT500クラスから15台、GT300クラスは28台がエントリーした。22日に発表されたエントリーリストを見ると、各車には開幕戦岡山での獲得したポイント×2kgのサクセスウエイトが搭載されているのが確認できる。

　また、通常よりもレース距離が長くなることから複数のチームが第3ドライバーを起用した。このうちGT500クラスでは、小高一斗がWedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資／阪口晴南組に合流している。小高は今シーズン、TOYOTA GAZOO Racing（TGR）全体のGT500リザーブドライバーを務めている。

　GT300クラスは計12チームがサードドライバーを起用し、2号車HYPER WATER INGING GR86 GTはト部和久、7号車CARGUY Ferrari 296 GT3は澤圭太、9号車PACIFIC アイドルマスター NAC AMGは藤原優汰、20号車シェイドレーシング GR86 GTは佐野雄城、30号車apr GR86 GTは小河諒、48号車脱毛ケーズフロンティアGO＆FUN猫猫GT-Rは藤原大暉、60号車Syntium LMcorsa LC500 GTは伊東黎明、65号車LEON PYRAMID AMGは黒澤治樹、360号車RUNUP RIVAUX GT-Rは清水啓伸、666号車seven × seven PORSCHE GT3Rはハリー・キングを招聘する。

　同じく3人体制となる22号車アールキューズ AMG GT3は城内政樹がセカンドドライバーとして復帰し、開幕戦に出場した庄司雄磨がサードドライバーに。31号車apr LC500h GTは、全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦でクラッシュし怪我を負ったオリバー・ラスムッセンが復帰する見込みで小山美姫、根本悠生とともにリストに名を連ねた。

　このほか56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rでは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが母国ブラジルのSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”に参戦することから今大会を欠場。代わって金丸ユウが平手晃平とペアを組むこととなっている。

■2025年スーパーGT第2戦富士 GT500クラス・エントリーリスト（全15台）

■2025年スーパーGT第2戦富士 GT300クラス・エントリーリスト（全28台）