パドレス地区首位も止まらぬ負の連鎖、故障者続出…3年連続首位打者で大谷翔平の3冠王阻止男もIL入り
2025年4月22日(火)8時18分 スポーツ報知
パドレスは21日(日本時間22日)、敵地・タイガース戦前にルイス・アラエス内野手(28)を脳しんとうのため7日間の負傷者リスト(IL)に入れたことを発表した。アラエスは前日の敵地・アストロズ戦で一塁を駆け抜けた際に相手野手と衝突して倒れ込み、担架に乗せられてグラウンドを出て、救急搬送されていた。
パドレスは、開幕から球団記録となる7連勝という最高のスタートを切り、20日(同21日)終了時点で16勝6敗とライバル・ドジャースに0・5ゲーム差をつけて地区首位に立っている。だが、開幕前からダルビッシュが右肘の炎症で離脱。開幕後もメリル、クロネンワース、ロックリッジ、ヘイワードと野手に故障者が続出する負の連鎖が続いている。
アラエスは22年から昨季まで3年連続で首位打者。昨季はドジャース・大谷翔平投手(30)と首位打者を争い、3割1分4厘でわずか4厘差でトップに立った。大谷は54本塁打、130打点の2冠王だったため、大谷の3冠王を阻止した男でもある。今季も22試合出場で打率2割8分7厘、3本塁打、7打点の成績を残している。