【読売マイラーズC】マイル適性見せたホウオウリアリティ 重賞初挑戦の井上調教師「チャンスがあるところで使えそう」

2025年4月22日(火)14時49分 スポーツ報知

ホウオウリアリティ

◆第56回読売マイラーズC・G2(4月27日、京都競馬場・芝1600メートル=1着馬に安田記念の優先出走権)=4月22日、栗東トレセン

 六甲S5着のホウオウリアリティ(牡7歳、栗東・井上智史厩舎、父モーリス)は坂路を63秒6—15秒3でキャンター調整。4月15日に帰厩したが、すでに坂路とCWコースで2本時計を出している。井上調教師は「放牧に出しましたが、リフレッシュしたくらいでほぼ続戦。日曜(20日)の段階ですごくいい動きだったと聞いています」とうなずいた。

 転厩初戦だった前走で、父がモーリスということから対応可能と判断しマイルに初投入。5着ながら勝ち馬に0秒2差と、距離にめどを立てる内容だった。「道中もしっかりついていけていたし、すごくいい競馬ができていたと思います。少し初めての距離に戸惑っていたところもあるので、1回使ってそれが解消されていれば。使ってから調教の行きっぷりも良くなりました」と収穫を口にする。

 今年3月に開業した43歳のトレーナーは今月5日にJRA初勝利を挙げたばかりで、今回が管理馬の重賞初出走。抜けた存在がいないメンバー構成だけに、初挑戦Vにも期待がかかる。「ただ使うだけではなく、チャンスのあるところなら使っていきたいと思っていました。今回はチャンスのあるところで使えそう」と自信をのぞかせた。

スポーツ報知

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