「僕をプッシュしてくれている」復調のローソンから“刺激” 角田裕毅の20歳元同僚が賛辞「今週末の彼は本当に速かった」
2025年4月23日(水)16時0分 ココカラネクスト

ハジャーがローソンから刺激を受けている(C)Getty Images
F1のサウジアラビアグランプリ(GP)が現地時間4月20日(日本時間21日)に第5戦が行われ、角田裕毅(レッドブル)が1周目でリタイアしてしまうという波乱が生じる中、角田の元同僚で20歳のアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は10位に入ってポイントを獲得している。
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モータースポーツ専門サイト『motorsport.com』によれば、そのハジャーが日本GPから同僚となっているリアム・ローソンについて言及。「今週末の彼は本当に速かった」と賛辞を贈ったという。
さらに「予選ではマシンの性能を最大限に引き出してくれた。彼は確実に強くなってきていて、かつての彼のチームメイトであるユウキ・ツノダが僕をプッシュしてくれたように、僕をプッシュしてくれている」と、刺激を受けているようだ。
予選ではうまくいったものの、決勝では12位に終わったローソンについて、記事では「最初のスティントはミディアムタイヤ、そしてハードタイヤで走行する戦略。しかし、この戦略は成功しなかった」と伝え、ローソン自身も「残念ながら、私の戦略は今日はうまくいかず、レース中はオーバーテイクばかりだった」と嘆いたという。
「これまでで最速だと思うけど、残念ながらまだ足りない」と語ったローソン。完全に調子が整ったかという質問には、「そうだと思う。昨日は明らかにトップチームほどのスピードがなかったから、マイアミに向けて改善に努めたい」と、次戦のマイアミGPに向けて意欲を燃やした。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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