【巨人】大城卓三が8回に値千金の決勝2ラン! 接戦制し2連勝&東京Dでの中日戦7連勝

2025年4月23日(水)21時19分 スポーツ報知

8回1死一塁、右中間に2ランを放つ大城卓三(捕手・木下拓哉、カメラ・岡野 将大)

◆JERA セ・リーグ 巨人2—0中日(23日・東京ドーム)

 巨人が1点を争う接戦を制して2連勝。東京ドームでの中日戦は7連勝となった。先発の山崎伊織投手は4回1死満塁のピンチを切り抜けるなど5回まで無失点で切り抜け、開幕からの連続無失点イニングを2007年高橋尚成の球団記録「28」に並んだが、5回5安打無失点、103球で降板。打線は中日先発の柳裕也投手に5回まで2安打に抑えられるなど1点が遠かったが、8回に大城卓三捕手が値千金の2号2ランを放ち試合を決めた。

 山崎は1回2死から、ファウルで粘られ高橋周平内野手、細川成也外野手を連続で四球で歩かせたが、中田翔内野手を三ゴロに打ち取り、無失点。2回、3回は3者凡退に抑えた。

 打線は3回1死から泉口友汰内野手が右翼線二塁打を放ち得点圏に進んだが、若林楽人外野手、吉川尚輝内野手はいずれも内野ゴロで得点ならず。

 山崎は4回、先頭の高橋周平内野手に中前打、1死から中田翔内野手に左前打、板山祐太郎内野手にも中前打され、満塁のピンチを迎え、木下拓哉捕手を三ゴロで本塁封殺。なおも2死満塁だったが、柳裕也投手と投ゴロに仕留め、開幕からの無失点を27イニングに伸ばした。

 5回は先頭の途中出場の山本泰寛内野手に左前打を許したが、岡林勇希外野手の三塁後方への打球は三塁・岡本和真内野手が好捕。ボスラー外野手は見逃し三振に打ち取ったが、高橋周平内野手に右前打され2死一、三塁とピンチを広げられたが、細川成也外野手を右飛に仕留め、この回も得点を許さなかった。山崎は5回の打席で代打を送られ、この回までで無失点のまま降板した。

 打線は5回まで柳に2安打無得点に抑えられていたが、柳が5回までで降板。6回から2番手で登板の清水達也投手に、1死から吉川が二塁内野安打で出塁。岡本の空振り三振の際に二塁盗塁を決めると大城卓は申告敬遠で2死一、二塁となったが、甲斐拓也捕手は二飛に倒れ、得点を奪えなかった。

 巨人は7回、中日の3番手・斎藤綱記投手に22日に1軍に合流した増田陸内野手が代打で登場し、先頭で左前打。送りバンドで1死二塁、代打・長野久義外野手の右飛で2死三塁と好機を広げると、泉口が四球で歩いたところで4番手・藤嶋健人投手が登板。2死一、三塁とチャンスが続いたが若林は遊ゴロに打ち取られ、得点できなかった。

 8回、中日の5番手・マルテ投手から先頭の吉川が死球を受けると、東京ドームの場内は大ブーイング。続く岡本は三ゴロで走者が入れ替わった後、1死一塁から大城卓が右中間スタンドに値千金の2号2ランをたたき込み、ようやく均衡を破った。

 8回は大勢投手が1安打を許したが無失点。勝ち越した後の9回は守護神・マルティネス投手が登板し、代打・上林誠知外野手に詰まった当たりが右前に落ちる二塁打を打たれ1死二塁のピンチを招いたが、後続を抑え逃げ切った。

スポーツ報知

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