【オリックス】9回に暗転 ドローも岸田護監督「抑えで行くって大変なんで」 バースデー登板のマチャドを責めず
2025年4月22日(火)23時56分 スポーツ報知
岸田護監督
◆パ・リーグ ソフトバンク5—5オリックス=延長12回=(22日・みずほペイペイドーム)
オリックスは2点リードの9回2死満塁から追いつかれ、痛い引き分けとなった。この日が32歳の誕生日だったマチャドが2試合連続で失点。川瀬に初球から7球ファウルで粘られ、最後は直球を右前へ運ばれた。試合後の岸田監督は「いいところがあったゲームだと思います」と強調。現役時代は抑え経験もあるだけに「また次、しっかり切り替えてやってくれればいい。抑えで行くって、大変なんでね。ああいうこともあります」と助っ人右腕を責めなかった。
21日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)で右手親指付近を痛めた中川は大事を取ってスタメンを外れ、代わりに「1番・中堅」に入った広岡が先頭打者弾。4割打者の太田も4安打4打点と絶好調モードだ。先発・田嶋も体調不良から復帰2試合目で7回途中を3失点、114球の力投。10回以降のリリーフ陣も無失点で踏ん張った。2位・日本ハムとは1・5ゲーム差に拡大。「みんな、本当にいい働きをしたと思う。ここで粘れたのは大きい。このままの勢いで行きますよ」と今季2度目のドローを前向きに受け止めた。