金村義明氏 阪神・藤川監督の“頭部死球”激怒は「演技も入ってた」強烈な警告か
2025年4月23日(水)16時22分 スポーツニッポン
近鉄、中日など3球団でプレーした金村義明氏(61)が21日放送のMBSラジオ「金村義明のええかげんにせ〜!」に出演。20日の広島戦(甲子園)で、死球に激怒した阪神・藤川球児監督(44)の真意を推測した。
8回に坂本が、広島のルーキー・岡本から頭部死球を受けると、阪神ベンチから藤川監督が鬼のような形相で飛び出した。
金村氏は「当てられた坂本は“大丈夫、大丈夫”ってやっていた。(相手は)ルーキーだしね」と振り返り、変化球がすっぽ抜けた不可抗力と説明した。
そして藤川監督の激怒は「演技も入ってたんちゃうかな」と、意外と冷静で止められることを前提としていた行動ではないかと推測した。
藤川監督は開幕前から広島戦で受ける死球が多いことを警戒していた。
広島ベンチから誰かが怒らせるような言葉を飛ばした可能性もあるが、金村氏は「(今後への)伏線もあると思うよ」と指摘した。
今回、オーバーアクションを見せたのは「次はない」という抑止的な行動。金村氏は「星野(仙一)さんでも演技あったと思うよ」と、今回は当てられたら今後も黙っていないという強烈な警告と説明した。