2000勝あと1のルメール騎手 今週は東京で13鞍に騎乗 武豊騎手を超える最少騎乗回数での達成へ
2025年4月24日(木)16時16分 スポーツ報知
19日のアンタレスSをミッキーファイトで制したルメール騎手
先週3勝を挙げ、外国人騎手初のJRA通算2000勝にあと1としたクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=は今週、13鞍に騎乗予定。土日とも東京で4月26日は青葉賞・G2(芝2400メートル)のエネルジコ(牡3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ドゥラメンテ)など7鞍。27日はフローラS・G2(芝2000メートル)のヴァルキリーバース(牝3歳、美浦・田中博康厩舎、父エピファネイア)など、6鞍がスタンバイしている。
ルメール騎手は99年にフランスでデビューし、15年春にJRAへ移籍。1000勝は19年4月29日の新潟5R(エクセランフィーユ)で達成。5122戦目での到達は、野平祐二元騎手の5209戦を超える史上最少騎乗回数での達成だった。
1500勝は21年11月21日に阪神で行われたマイルCS・G1(グランアレグリア)で達成。7048戦目での到達は、武豊騎手の7875戦を超える史上最少騎乗回数での達成だった。
これまで2000勝の最少騎乗回数は武豊騎手の1万81戦。ルメール騎手は先週までJRA9079戦で、最少騎乗回数の更新は確実となっている。
2000勝以上のJRA騎手は以下の通り。ルメール騎手が達成すれば史上10人目、現役では5人目となる。
1、武 豊 (現役)4572勝
2、横山 典弘(現役)2971勝
3、岡部 幸雄(引退)2943勝
4、福永 祐一(引退)2636勝
5、蛯名 正義(引退)2541勝
6、柴田 善臣(現役)2335勝
7、川田 将雅(現役)2149勝
8、河内 洋 (引退)2111勝
9、増沢 末夫(引退)2016勝
ルメール (現役)1999勝