【中日】東京ドームで昨季から7連敗 柳&村松が負傷交代で離脱危機 井上監督「故障者に入ってしまう可能性」
2025年4月24日(木)5時0分 スポーツ報知
7回2死一、三塁、マウンドに向かいナインに言葉をかける井上一樹監督(右から2人目)(カメラ・山崎 賢人)
◆JERAセ・リーグ 巨人2ー0中日(23日・東京ドーム)
中日は、決定打を欠いて緊迫の接戦を落とした。完封負けで、今季初のカード全敗を喫し、東京Dでの巨人戦は昨季から7連敗となった。井上監督は「一生懸命、走者をためてくれた。俺が思い切りの良い策ができていれば」と責任を背負った。
わずか4安打で今季最多の14三振を喫した前夜と変わり、この日は9安打を重ねた。開幕からの連続無失点を28イニングに延ばした山崎から4回には1死満塁の先制機をつくり、その後も5、7〜9回と毎回得点圏に走者を進めたが、あと一本が出なかった。投手陣は4番手の藤嶋まで無失点で耐えたが、8回にマルテが大城の決勝2ランを許した。
不安も残った。先発・柳がコンディション不良を訴え、5回無失点、76球で降板。開幕から全試合出場していた遊撃の村松も右脇腹痛で途中交代した。24日に病院で検査を受ける予定で、指揮官は「故障者に入ってしまう可能性が高い」と説明。1敗以上にダメージが残る敗戦となった。