落合博満氏「ロッテオリオンズの落合です」中日移籍初年度に慌てた瞬間とは...
2025年4月25日（金）20時0分 スポーツニッポン
現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（71）が25日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。ドジャースの大谷翔平に第1子が誕生した、おめでたい話題にふれた。
落合氏は「生まれたなあ。よかったね。おめでとう、おめでとうでしょ」と満面の笑みで祝福。そして自身に長男の福嗣さんが生まれた当時を振り返った。ロッテから中日へ移籍した最初のシーズン、1987年8月20日だった。「横浜球場でね。ゲームをやってましたよ。（病院へ）電話して“ロッテオリオンズの落合です”って言って。中日ドラゴンズと間違えて」。喜びで落ち着かない状態だった。その夜は「親しい記者とフカヒレラーメンを食って、乾杯したよ」と、なつかしんだ。初対面は誕生した翌日。「次の日にチームより早く移動して。病院へ行って会いました。かわいい子どもでしたよ」。当時を思い出したのか、目尻が下がりっぱなしだった。
また、産休制度「父親リスト」について「政府が育休制度を奨励して（育休を）取っている人が増えているじゃない。そういう時代の流れなんでしょう。全ての業種で制度が普及していく可能性はある。いいことだと思う。戦力が落ちるとか言っている場合じゃない」。日本プロ野球選手会が早速「父親リスト」を要望する方針を示しており、これに落合氏は賛意を示した。
