【DeNA】ヤスアキに続き森原も…守護神経験者が連夜の背信投球で5連敗
2025年4月24日(木)22時23分 スポーツ報知
ファンにあいさつする三浦監督(手前)(カメラ・佐々木 清勝)
◆JERA セ・リーグ DeNA2—4阪神(24日・横浜)
最下位のDeNAは、初回に牧秀悟内野手の適時打などで2点を先取したが、1点差の7回に2番手で登板した森原康平投手がリードを守れず逆転負け。前日、延長10回に決勝アーチを浴びた山崎康晃投手に続き、またも守護神経験者が崩れて今季初の5連敗。試合のなかった5位ヤクルトとのゲーム差は1、首位広島とは5・5差に広がった。
6回1失点だった先発・大貫晋一投手からバトンを受け取った森原は、先頭の小幡を三振、代打・糸原も遊直で2死無走者としながら、続く近本に初球の真っすぐを左越え二塁打、中野には1—1からのフォークを左前に運ばれてリードを吐き出した。さらに森下にも初球の高め真っすぐを左翼席へ勝ち越し2ラン。あっという間に逆転を許した。
2回以降は無得点だった打線は、2点を追う9回に代打・松尾汐恩捕手の安打などで2死一、三塁と粘ったが、最後は今季初の2番で起用された蝦名達夫外野手が二飛に倒れた。
試合後、三浦大輔監督は「先制はできたが、追加点を取れずにきてしまった。こういう状況(連敗)で、選手たちが抑えなきゃ、打たなきゃってプレッシャーを感じてしまっているのかも。守りに入らず、どんどん攻めていけるようにチーム全体でやっていかないと」と敗戦を振り返った。
借金は6に増え、25日からは前回の対戦(4月4〜6日・マツダ)で3タテを食らった広島戦。「(5試合ぶりの2ケタ安打など)いいところは出てきているので、まず1つ。そこからです」と指揮官。初戦に中7日で先発するエース・東克樹投手に連敗脱出を託す。