女子初のツアーメンバー寺西飛香留「明日はアンダーパーを目指す」初のイーブンパーも貪欲

2025年4月24日(木)20時18分 スポーツニッポン

 ◇男子ゴルフツアー 前澤杯第1日(2025年4月24日 千葉県 MZGC=6652ヤード、パー70)

 女子初のツアーメンバー寺西飛香留(24=フリー)が3バーディー、3ボギーのイーブンパー70で回り74位で発進した。

 女子ツアー2勝の菅沼菜々とともに女子で初めてイーブンパー以上をマークし、ミシェル・ウィー(米国)が05年カシオ・ワールド・オープン(パー72)第1ラウンドで記録した最少スコア、1オーバー(73)を1打更新した。

 寺西は最終9番、グリーンを外してピンチを迎えた。しかしアプローチを1メートルに寄せてパーを拾いガッツポーズを作った。

 「オーバーパーには行きたくなかった。(記録更新は)うれしい」。インから出てボギーが先行したが、14番で1メートルにつけて取り返し、16番では15メートルのロングパットをねじ込み1アンダーで折り返した。3番で落とした後、5番で3メートルの好機をものにした。8番でティーショットをバンカーに入れてボギーとし後退したが、イーブンパーを守り抜いた。

 昨年の1次予選会で49位となり女子で初めてツアーメンバーの資格を得た。デビュー戦の東建ホームメイト・カップは2ラウンド連続オーバーパーで予選落ち。雪辱の思いを胸に今大会に臨んだ。

 「結果を残したいと挑んできた。東建はパーオンが少なかったので、そこを意識した。今日は13回だったのでぼちぼちかな」と満足げに話した。

 平均飛距離約250ヤードと女子では飛ばし屋。「アンダーパーで回りたかった。1打足りなかったので、明日はアンダーパーを目指していく」と貪欲だった。

スポーツニッポン

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