【ソフトバンク】3連勝で最下位脱出 決勝犠飛の代打・嶺井博希に小久保裕紀監督「バットに当ててくれる期待ですよ」
2025年4月25日(金)22時25分 スポーツ報知
楽天に勝利しナインを迎える小久保裕紀監督(左)(カメラ・池内 雅彦)
◆パ・リーグ 楽天0—1ソフトバンク(25日・楽天生命パーク)
ソフトバンクが3連勝で最下位から脱出した。有原航平投手が8回5安打無失点と好投し、今季5度目の登板で待望の初白星。4、5、7、8回と得点圏に走者を背負いながら、何度もピンチを切り抜けた。逆に打線も何度も好機を逃していたが、9回1死二、三塁から代打・嶺井博希捕手が左犠飛を放ち、ついに有原に白星の権利。9回はオスナが1点差を守った。
決勝点の代打の選択について、小久保監督は「バットに当ててくれる期待ですよ」と説明。ベンチには何人も打者が残っていたが、12年目のベテランを選んだ。安打以外でも得点できる場面だが「そんなに簡単ではない、相手も抑え投手。ちゃんとバットに当ててくれた」と称賛。7回1死一、三塁では、広瀬隆が空振り三振に倒れており「三振をしてはいけない場面で、なんとかバットに当てる。これは経験も必要。経験を積んで育っていってほしい」と語ったが「中心選手でも、そう簡単にはいかないことだから」と嶺井の仕事をたたえた。